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童話 かえるのけっこんしき 15

リカおばさんの強気のことばに少し安心して、案外つきあってみればこわい事もないかもしれない。と思えるようになりました。
「あなたたちは、ここに先に住んでいたのだから、何もえんりょしなても
いいよ。堂々としていればいいのよ」
「ありがとう、おばさん」
リカおばさんは、こうして世話ずきでいつも近所をまわってくれているのでした。
それからじきにリカおばさんは帰りました。
「ちょっと安心したね、カノンちゃん」
「そうね、心配しずぎだったわ」
うしガエルのゴンはケロンの実家の庭、みずきちゃんの庭です。
弟のゴン2はケロンのすんでいる、となりの家のじゅんさいの沼です。
つまりぼくたちの住んでいるエリアです。
そして、この日ケロンは区長さんのゴンの家を訪問する事になりました。
実家にもよって、どこにすんでいるのかきいていきました。
「ママのおそう式の時にはいろいろとお世話になりました。
今ぼくは、区長さんの弟のゴン2さんの近くにすんでいます。区長さんにそっくりですね」
「ああ、そうか。あいつはやんちゃ者だがね、大人になってもあんな風だ。 えらそうにすることは天下一品なんだ。でも、安心したまえ。
取って食べる事はしないさ。ケロン君がちいさいからおどかしているのさ、きっと」
「ぼくは、その気になればパクリだ、なんて言われてしまって・・・」
「そうか、あははは、いや笑いごとじゃないよな。また言っとくよ。
あいつも最近きいたが、嫁がくるらしい」
「えっ?結婚するのですか」
これはヤバイことにないそうだ!とケロンは思いました。
「何かあればまたきなさい」
なんだか、わかったような、どうしようもないような・・・。
それからぼくは帰りました。区長さんと弟だなんて、考えもしなかったなあ。
兄弟といっても、性格はぜんぜんちがうようだし。
カノンちゃんには、もちろん心配しないようにはいいました。
数日たつと例のウシガエルのなき声がよけいにおおきくなりました。
もしかしたら、ゴン2にお嫁さんでもきたのかな?
                     続く

著作権があります




# by sakurafubuki200 | 2022-08-18 09:11 | 創作  詩  童話 | Comments(2)

童話 かえるのけっこんしき 14

目の前には大きなウシガエルがいました。
(な、なんで~? 大きい~)
ぼくがおどろきの目でじっとウシガエルをみつめていると・・・。
ウシガエルは、わらっているようでもありました?。
「やあ、わたしはこのあたりのカエルの自治体の区長、ゴンというんだがね」
「はぁ?、は、はじめまして」
やっと、あいさつはできたもののあとは言葉がでません。
「このたびは引っ越ししてきたんだってね。何か心配ごとがあったら
言いたまえ、いつでも相談にのるよ」
「は・・・」
そうはいっても、ぼくはそんなことはぜんぜんしらないよ。ウシガエルが
自治体の区長だなんて、誰がきめたんだ!
ドスの利いたあの声はわすれられなくなりそうだ。
そんな急にいわれてもね。そのうち、パパと何か話していたようだけど
ぼくはママのことで頭が一杯なんだ。
後で聞いた話だけれど、このあたりでは面倒見のよい区長らしい。
ウシガエルは、見た目が大きく色は灰色で、ぼくにとってはこわいおじさんかな。
でもこの、こわいおじさんのおかげで無事ママのおそうしきも終わったのだし・・・。
ぼくも、こわがってばかりいないでもっと色々お話をしたらよかったのかな。
そして数日たちました。
そのあいだに、大きなウシガエルをもう一匹目撃しました。
カノンちゃんにきくと「それってゴン2じゃないの?」とうわさにきいているようでした。
(うそだろう?)ケロンはまたまた不安をかかえてしまいました。
そして、結婚式にもきてくれた、ケロンのおばが様子をみにきました。
「おばさん、結婚式の時来てくれてありがとう」
「仲良くしてる?気になったから見にきたの」
「それがね・・・」
「えっ、どうしたの?」
「自治会の区長のゴンはまあ、いいとしてさ、昨日からウシガエルのゴン2というのがきてさ。うるさいんだよ。実家のみずきちゃんの庭のふきんのゴン区長の弟だって!」
「あらそうなの。今度ゴンにあったら言っとくわ。悪い事はしないとおもうけど」
「カエルのタマゴはたべないの?」
「まさか。それよりウシガエルは人間の食べ物になるらしいよ。フランス料理でおしいんだってさ。自分こそ気を付けなっていっておやり」
「昨日、おどかされたんだ。カノンちゃんに言うとこわがるのでだまっていたけれど、おまえたち、おれがその気になればパクリだよ、なんて」
「ちょっと自分が大きいからって、ひどいよね。でも負けちゃダメだよ。
おばさんも口出しはできないけれど、ほかにも相談があればいってね」
おばさんの強気の言葉に少しは救われたたんだ。
                     続く






# by sakurafubuki200 | 2022-08-17 08:59 | 創作  詩  童話 | Comments(6)

日記 お盆

今回のお盆は、また8人が集まった。
次女の家族と楽しい時間を過ごすことができてよかった。
それぞれに成長してくれた孫3人と夫婦2組、と私。
滅多にそろう事は少ない。孫は仕事関係でいつも休みがないからだけれど、今回はなぜか日があって一泊することになった。
若い人達は、海外旅行や遠方の実家などに、久さしぶりに帰省される方も多いだろう。うらやましくもあるが、大阪の60歳以上はどこへもいけない・・・。実家へも、初めての事だが、行かない選択をした。
勿論娘婿も、田舎なので帰省は見送りとなった。なんだかなあ~という気持ちにもなるが、コロナ禍なのでしかたがない。
その代わり何があっても来月の彼岸には帰省したい、と義理姉には伝えた。これ以上、コロナもひどくならないよう願いたい。
相変わらず、暑い日が続き、相変わらず同じようなところで雨もふっている。梅雨でもないのに豪雨にみまわれて、床下、床上浸水ももっと困られていると思う。私達はまだましなのかもしれない。贅沢は言わない、思わないでおこう。
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次女が私の誕生祝いに持参してくた「河内ワイン かすてら」おいしそう~今夜いただこう。
上のフルーツケーキは、孫たちのために買ったケーキ。普段は贅沢なので買わない。




# by sakurafubuki200 | 2022-08-16 17:07 | 日記 | Comments(2)

童話 かえるのけっこんしき 13

しばらくはたのしいくらしが続きました。
ある日のことでした。表がなんとなくさわがしいので、ケロンはでてみました。
すると・・・。
ぼくはカエルが沢山あつまっているカノンちゃんの実家へいくと。
「あっ、ケロンじゃないか。これはケロンのママじゃないの?」
まさか?と思ってみてみると、それは確かにケロンのっママです!
「ママ、一体どうしたの?」
そこには、カエルの救援隊(きゅうえんたい)にかこまれていて、ぐったりしているママがいました。
おや、パパの姿も!ぼうぜんとすわりこむパハ゜はケロンにも気がつかず、しかも泣いている? 一体何があったのか。
「パパ」
「ああ、ケロンか、ざんねんだ」
まだ何がおきたのかわかりません。
そのうち救援隊はアジサイの小さいはっぱをかぶせて、ケロンの実家まで
ママをはこびました。
救援隊の話を聞くと、ママは人間にカイボウされて、カノンちゃんの
家の前におきざりにされたそうです。
ざんねん、むごい。ケロンは涙がとまりませんでした。
「ママ、ぼく何もしてあげられなくてごめんね」
ぼくはいつまでも泣いていて、子供のようでした。
たった一人のママだもの。
ぼくたちはアジサイの植え込みの奥に、ママをうずめて皆でおくやみをしました。
アジサイもそろそろちりはじめるころです。
そんなある日のこと。
目の前にあらわれたのは、大きなウシガエルではありませんか。
(な、なんで~?)
ぼくはいきなりおおきなうしがえるのであってしまった!
                  続く

著作権があります





# by sakurafubuki200 | 2022-08-16 08:37 | 創作  詩  童話 | Comments(2)

おしらせ

いつもこの暑い中 当ブログにおこしいただいて、ナイスや、コメントを頂いて
ありがとうございます。
明日から次女が来ますので、忙しくなるため14,15日はお休みさせていただきます。
独立して家をでている当家の長男は今日からかえっています。
多分16日からは普通通りにできると思いますので、
今後共どうかよろしくおねがいいたします。
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ブーゲンビリア
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# by sakurafubuki200 | 2022-08-13 18:43 | おしらせ | Comments(2)
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